[装着について]
このFZ5の場合は本体が小さい為、スーツの革の延びシロも少なめで、
最初に着せる場合は特に小さく難しく感じると思います。
コツとしては「革とインナーを本体に馴染ませながら着せる」につきます。
力の必要な箇所もありますが、革が破れる事はありません。
(1) まずフォーカスリングをくぐらせます。少しキツメですが、
革の伸びを利用してゆっくりと通してください。
(2) 次はグリップ部です。
ここは滑り止めの素材がインナーに使われていますので、
合わせにくい場合も有るとは思いますが、少し頑張ってください。
まずインナーと革を馴染ませ(縫い代部を合わせ)、
両方をつまむ様にして底から上方(矢印方向)
へ揺すりながら引っ張ったり押し上げたり、という感じで持ち上げます。
それからズームレバーに干渉しない様にM.T(マジックテープ)部を引っ張ります。
そして後ろ側のM.T部をボタン部のアールに合わせて形を整えながら
前へ向けて引っ張り、両方を合わせます。
(3) 最後に左側(ファインダー部)です。
本体を入れた後充分に上に引っ張り上げます。
こちらはインナーはベンベルグなので、滑り易いので簡単に引き上げられると思います。
ただ最初はやはり少し力を込めてください。
そして矢印のファインダー下部に革を沿わせて
前から革を引っ張ってたM.T部と合わせます。
サイズはキッチリと作っていますので、絶対に綺麗に入ります。
始めの内は多少コツが入りますが、徐々に着せるのも簡単になり、更に革が本体に馴染み
「スーツ」という名前にふさわしい感触を味わえる様になりますので、それ迄しばらくご辛抱ください。